どこの転職エージェントを利用した? よかったこと、よくなかったこと:20〜30代に聞く
どこの転職エージェントを利用しましたか? 5年以内に転職エージェントを使った20〜30代の男女に聞いた。
どこの転職エージェントを利用しましたか? 5年以内に転職エージェントを使った20〜30代の男女に聞いたところ「リクルートエージェント」(47.9%)が最も多く、次いで「マイナビエージェント」(36.7%)、「doda」(31.2%)であることが、シナプルリンク(広島市)の調査で分かった。
4位は「bizreach」(13.5%)、以下「パソナキャリア」(12.1%)、「リクルートダイレクトスカウト」(7.0%)、「type転職エージェント」(5.6%)という結果に。
転職エージェントを利用してよかった人は、どのくらいいるのだろうか。「よかったと思う(ややを含む)」と答えたのは62.4%、「よくなかったと思う(ややを含む)」は9.7%。「どちらともいえない」は27.9%。「よかったと思う」の割合を年代別にみると、30代は20代に比べて10ポイントほど高かった。
転職サービスを利用したよかった点を聞いたところ、「履歴書の添削・面接の練習などを行えたこと」(男性30代)、「丁寧にヒアリングを行いフォローや業界のアドバイスをもらった」(女性30代)、「選考中の企業とのやりとりを行なってくれるため便利だった」(女性30代)といった声があった。
一方、利用してよくなかった点を尋ねたところ、「こちらの要望を意識しない求人案件を持って来ることが多かった」(女性20代)、「内定が決まってすぐ、内定承諾するよう何度も電話があり、怖かった」(女性30代)、「返信までの時間や納期を迫ることがあって、非常に急かされて嫌になった」(男性30代)などの意見があった。
インターネットを使った調査で、5年以内に転職エージェントを使った20〜30代の男女215人が回答した。調査期間は12月9〜11日。
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