インタビュー
3年で売上10倍! 過熱する「マウスピース矯正」市場で、Oh my teethが成長しているワケ:未来の歯科体験(1/5 ページ)
「費用が高い」「通院が面倒くさい」など、デメリットが目立っていた歯科矯正市場が近年、様変わりしている。新たなトレンドとして認知され始めたマウスピース矯正が市場規模を拡大させているのだ。創業から3年で売り上げを10倍に伸ばした「Oh my teeth」を取材したところ……。
「費用が高い」「食べづらい」「通院が面倒くさい」など、デメリットが目立っていた歯科矯正市場が近年、様変わりしている。新たなトレンドとして認知され始めたマウスピース矯正が、「安い」「目立たない」「通院が少ない」などをウリ文句に、市場規模を急拡大しているのだ。
今や、あらゆる歯科クリニックでマウスピース矯正が提供されているほど。厚生労働省「患者調査」によれば、2020年の1日当たりの歯科矯正の初診患者数は2900人(男性500人、女性2400人)だった。17年の800人(男性300人、女性500人)から3倍以上に成長しており、特に女性の伸びが著しい。
そんな市場で急成長している1社が19年創業の「Oh my teeth」(オー・マイ・ティース)だ。「通わないマウスピース矯正」をキーワードに男性中心にユーザーを増やし、創業から3年で売り上げは10倍になった。同社を共同創業したCEOの西野 誠氏に「急成長の要因」を聞いた。
関連記事
- 7割が「不満」 冬ボーナスの支給金額 3位「5万〜10万円」、2位「30万〜50万円」、1位は?
ヒューネルがボーナスに関する調査結果を発表した。最も多くの人が回答した金額帯はいくらだったのか? - 最も好きなカフェ 「コメダ珈琲店」「マクドナルド」を抑えて1位になったのは?
カフェチェーンブランド調査が行われた。最も好きなカフェは3位は「コメダ珈琲店」、2位は「マクドナルド」だった。知名度も店舗数も多い両店を抑えて1位になったのは? - ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.