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くら寿司、一人用おせち「こせち」を発売 兎年にちなんだ和菓子も用意:年末年始の需要獲得を目指す
くら寿司、一人用おせち「こせち」を発売。近年需要が高まる一人用おせちを用意し、需要獲得を見込む。兎年にちなんだ和菓子も用意。
回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司は、12月28日から開催される「新春・初売りフェア」において、店内で気軽におせちが楽しめる「こせち」(770円)を発売する。調理の大変さや量が多く余るという観点から近年需要が高まる一人用おせちを用意した。
こせちには、“腰が曲がるまで長生きするように”という長寿の願いが込められた「焼き海老」や、 “的を射る”、“真っすぐ前に飛ぶ”など縁起の良いものとされている矢羽根に見える「きぬさや」を詰め込んだ。
また、国産のサツマイモを2023年の干支である兎にかたどった「さつま芋煮」のほか、エビスカボチャをほっくりとやわらかく炊き上げた「エビスかぼちゃ含め煮」、肉厚の原木椎茸からとっただしでやわらかく炊き上げた「椎茸含め煮」、年始を彩る「紅白のかまぼこ」など、“末広がり”の縁起が良い数字にちなんだ「八(8)」種類の具材を用意した。
23年の卯年にちなんだ和菓子も扱う。西日本エリアでは、北海道産の小豆を用いたこしあんを使用し、甘さ控えめでしっとりとした口当たりの「お正月 和菓子(兎・白)」(250円)を発売。東日本エリアでは、いちご風味の滑らかな餡が特徴の「お正月 和菓子(兎・ピンク)」(250円)を用意した。
年末年始の持ち帰り需要にも対応。人気の寿司を詰め合わせた「超豪華セット」(1人前:2500円)や、高級食材を使用した「2023 祝セット」(39貫:7980円)などを販売する。
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