日本障がい者サッカー連盟、パートナー企業との連携会議を発足 地域で成功事例を共有
日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、「JIFFパートナー連携会議」を発足した。JIFFパートナー企業の各社と連携し、継続した連携機会と新たな取り組みの創出を目指す。
日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、「JIFFパートナー連携会議」を発足した。JIFFパートナー企業の各社と連携し、継続した連携機会と新たな取り組みの創出を目指す。
JIFFパートナー企業は、12月2日現在でクオールホールディングス(東京都港区)、住友ベークライト(東京都品川区)、東京海上日動火災保険(東京都千代田区)、日本マクドナルド(東京都新宿区)、ビーウィズ(東京都新宿区)、三菱商事(東京都千代田区)だ。
連携会議では、これまで取り組んできたダイバーシティ&インクルージョンの推進や人材育成、地域社会の貢献などの内容、好事例を共有する。これにより、パートナー企業同士のネットワーク構築と、新たな知見の習得、さらなる障がい者サッカー活動の推進を図っていく。
また、障がいに関する国際デーなどに合わせ、年間を通してJIFFとパートナー企業が連携し、啓蒙活動や新たな取り組みを創出するという。
11月20日には、取り組みの一環として「第11回日本アンプティサッカー日本選手権大会2022」内で、パートナー企業合同アンプティサッカー体験会を開催した。11月22日にはパートナー企業同士による事例共有会を開催している。
JIFFは、日本財団が開催するロールモデルとなる社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD」で、「HEROs OF THE YEAR 2019」を受賞した。歴代の受賞者として「HEROs AWARD 2022」にも出席したJIFFの北澤豪会長は、今夏の取り組みの狙いを語る。
「ワールドカップで優勝するような国では、障害の有無にかかわらず誰もが当たり前のようにスポーツをやれる環境が整っています。私は、そういう国でなければ、ワールドカップで優勝は難しいと思っていますし、やはり社会構造をスポーツから変えていく必要があると考えています。
いま、障がい者サッカーの活動においては、それぞれの団体の活動がバラバラの状態ですので、連携会議をすることによって地域ごとにつながり、コラボレーションを生み出したいと考えています」
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