卯年生まれの企業は20万9206社、十二支で最少 上場企業は何社?
東京商工リサーチの調査によると、卯年に設立された法人は20万9206社。全国の法人約340万社の6.1%と十二支では最も少ないことが分かった。
東京商工リサーチの調査によると、卯年に設立された法人は20万9206社。全国の法人約340万社の6.1%と十二支では最も少ないことが分かった。卯年設立の法人のうち、最も古い設立年は1903年(明治36年)で24社あった。
設立年で最多となったのは2011(平成23)年の7万8502社(構成比37.5%)。平成に設立された企業は12万1866社と、58.2%を占めた。100年超となる1915年以前の設立法人は85社で、構成比はわずか0.04%だった。
卯年に設立された上場企業は325社で、全上場企業3,983社のうち、十二支では6番目に多い。最古の上場企業は、1903年(明治36年)の品川リフラクトリーズの1社のみ。15年(大正4年)はデンカ、島根銀行など6社。27年(昭和2年)は、京都ホテル、資生堂など8社だった。
39年(昭和14年)になるとグローバルダイニング、アステラス製薬、小津産業など39社に増加。戦後の51年(昭和26年)は、東北、中部、北陸、中国、関西、四国、九州の各電力会社、東京電力ホールディングスなど77社と大幅に増えた。63年(昭和38年)は、ファーストリテイリング、リクルートホールディングス、アスクルなど31社。
最も若い卯年の上場企業は、11年(平成23年)設立で39社だった。このうち、純粋持株会社は10社を占める。ソフトウェア業やインターネット関連業種など時代を反映した業種が多かった。
調査は、東京商工リサーチの企業データベースから個人企業、倒産や休廃業・解散した企業などを除外した約340万社を対象に、卯年に設立された法人を抽出し、分析した。設立年月は商業登記簿に基づく。
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