20歳がマイカーを持たないワケ 3位「事故を起こしたくない」、2位「必要性がない」、1位は?:ソニー損保1000人アンケート(1/2 ページ)
ソニー損保は「20歳のカーライフ意識調査」をインターネットで実施し、1000人から回答を得た。運転免許保有率は61.2%で、前回調査時の57.2%から上昇。一方で、「車を所有する経済的な余裕がない」との回答が57.9%に上った。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ソニー損保は「20歳のカーライフ意識調査」をインターネットで実施し、1000人から回答を得た。運転免許保有率は61.2%で、前回調査時の57.2%から上昇。一方で、「車を所有する経済的な余裕がない」との回答が57.9%に上った。
運転免許保有率は、オートマ限定が61.2%、マニュアルが16.7%で合計して61.2%が保有していた。過去の調査結果と比較すると、21年51.3%、22年57.2%、23年61.2%となり、上昇傾向にある。20歳までに運転免許を取得する人は増えているとみられる。
次に、車を持っているか聞いたところ、「自分の車を持っている」は19.6%、「自分の車を購入する予定がある」は12.0%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は44.8%で、計76.4%が車の所有に肯定的だった。一方、「購入するつもりはない」は23.6%だった。
マイカー所有率(「自分の車を持っている」の割合)を居住地別にみると、地方では22.8%となり、都市部(8.3%)と比べて14.5ポイント高くなった。
マイカーを持ちたい理由は?
車の所有に肯定的な764人に、マイカーを持ちたいと思った理由を聞いたところ、「移動が楽だから」(59.0%)が最も多く、次いで「買い物の際に便利だから」(46.1%)、「通勤・通学で必要だから」(33.5%)、「レジャー・旅行の際に便利だから」(33.4%)、「運転・ドライブが好きだから」(31.8%)と続いた。
一方、車を購入するつもりがないと答えた236人に理由を聞いたところ、「購入費用を負担に感じるから」(37.3%)が最も多く、次いで「車以外の移動手段が充実しており、車に乗る必要性がないから」(28.0%)、「交通事故・トラブルを起こしたくないから」(26.7%)、「燃料代や修理費など、維持費がかかるから」(25.4%)、「交通事故・トラブルに遭いたくないから」(22.9%)という結果になった。
関連記事
- ヤマザキ「薄皮シリーズ」5→4個も全体の重さは変わらず? 実際はどうなのか聞いてみた
1月1日出荷分から、内容量を5個から4個に減らした山崎製パンの「薄皮シリーズ」。昨年12月の「1個減」発表時には、同シリーズのファンが嘆き悲しむ声がSNSにあふれたが、ここにきて「数は減ったが全体の重さは同じでは?」といった指摘が上がっている。実際はどうなのか。 - 山善「着る電気毛布」が絶好調 人気のウラに「安い電気代」「エプロンのようなデザイン」
山善が9月下旬から発売する暖房グッズ「着る電気毛布」が絶好調だ。家電量販店からは早々に在庫が切れたとの声が聞かれ、同社の予想を上回る売れ行きだという。 - サントリーで働くみんなのデスク環境 「自販機オタク」「山好き」……個性あふれる仕事場を写真でチェック
有名企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。マーケターからデザイナーまで、さまざまな社員がどんな環境で働いているかをチェックします。第1回はサントリーで働く人のデスク周りを見ていきます。 - 「受験生しか見えない」広告なぜ出した? 担当者が伝えたかったメッセージとは
12月、東京の渋谷・池袋駅に掲示された、ある飲料商品の広告が話題を呼んだ。複数のカラーを重ね合わせたモザイク状のデザインで、一見したところ、メッセージらしきものは読み取れない。実は、あるものを広告にかざすことでメッセージが浮かび上がる、ユニークな仕掛けが施されていた。 - 「派手な髪色もOK」で従業員にどんな変化が? ユニーが50年ぶりルール緩和で経験したこと
従業員の髪色は黒か栗色――。そんな服装ルールを設立以来50年ぶりに見直した企業がある。東海地方を中心にスーパー「アピタ」や「ピアゴ」を展開するユニーは、11月から社内ルールを緩和し、従業員の髪色の規定をなくした。「利用者に不快感を与えないか」という懸念を乗り越え、見直しを決断できたのは、なぜなのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.