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ファミマ、牛肉がっつり恵方巻になぜ注力? 予約困難な有名店に監修を依頼した背景:コンビニ大手の動向は?(2/2 ページ)
コンビニの恵方巻商戦がスタートしている。ファミリーマートは、肉に注力するという。その背景は?
セブンやローソンの肉巻は?
セブン‐イレブンでは、22年の恵方巻として肉の老舗「柿安」監修の商品を投入した。23年の恵方巻商戦でも、「柿安監修 黒毛和牛の牛すき恵方巻」(864円)を発売する。同商品は、上質な脂と肉本来のうまみが楽しめるようにした黒毛和牛の牛すき煮を具材にしている。柿安伝統のタレを使用しており、牛すき肉を前回の約1.5倍に増量しているのが特徴だ。
ローソンは、有名チェーン「焼肉トラジ」監修の「焼肉トラジ監修 黒毛和牛カルビ焼肉恵方巻」(1598円)を発売する。具には、黒毛和牛カルビ焼肉、厚焼き玉子、白菜キムチ、小松菜ナムルを使用している。トラジ監修の特製タレに黒毛和牛肉をつけて焼いているのが特徴だ。
フードロスの観点から予約強化
フードロス削減の観点から、コンビの大手各社は恵方巻やクリスマスケーキといった季節商品の予約販売を強化している。ファミマもその流れは踏まえており、予約をした顧客に対してカップみそ汁の無料引換券をプレゼントをするといった特典を打ち出す。担当者は、「クリスマス商戦では、予約販売が好評だった。予約した商品を持ち帰り、家族で楽しむという流れが定着している。恵方巻にも同様の消費動向が見られる」と説明する。
ローソンでは店頭予約だけでなく、アプリで予約・決済して、指定日に店舗で受け取る「ローソンアプリ予約」を実施している。同社によると、22年のクリスマスやおせちのアプリ予約数は、21年の実績と比較して3倍以上に増えているという。
コンビニ大手3社の肉恵方巻はどの程度利用者から支持されるか。
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