年末年始の出費、「お年玉」「外食費」抑えた1位は?:物価高の影響ここにも(1/2 ページ)
マーケティングアプリケーションズが「年末年始の出費」に関する調査を実施した。「物価高が年末年始の出費に影響した」という回答は42.0%という結果に。出費した内容で「お年玉」「外食費」を超えて最も多かったのは?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
2022年は物価が高騰し、多くの商品やサービスが続々と値上げに踏み切ったが、年末年始の消費者の生活にはどのような影響があったのだろうか。マーケティングアプリケーションズ(東京都渋谷区)の調査によると、出費割合は「家での食費」(59.0%)が最も多い結果となった。
年末年始の出費に関して聞いたところ、「物価高が年末年始の出費に影響した」という回答が42.0%となった。また「普段の生活より出費が多かった」は42.4%、「昨年の年末年始に比べて支出が増えた」は36%と、出費がかさんでしまった事情がみてとれる。
普段の生活と年末年始の節約に対する意識を見てみると、年末年始の節約意識は普段に比べ17.2ポイント低い結果に。それでも年末年始においては2人に1人以上(58.4%)が節約を意識していることが分かった。
年末年始の出費割合については、「家での食費」(59.0%)が最も多く、次いで「外食費」(34.2%)、「お年玉」(34.0%)と続いた。
「年末年始くらいは贅沢をしたい」と回答した人に出費の内容を聞くと、「家での食費」(74.2%)が最も高く、回答者全体の平均より15.2ポイント高かったことから、同社は「家での食事でプチ贅沢をした家庭が多かったと考えられる」と分析する。
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