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「人間関係をリセットした/したい」37%、理由は? 世代間で“リセット方法”にも違いが:全国の男女1000人に調査(1/2 ページ)
クロス・マーケティングは「人間関係に関する調査(2023年)」を実施した。人間関係をリセット「した」、「したい」と答えた人は37%となった。また、男性30代の「親」、女性30代の「友人・知人」、女性60代の「兄弟・姉妹」でリセット意向が強い傾向がみられた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
人間関係のリセットについて、「した」または「したい」と答えた人は37%――。そんな結果が、マーケティング・リサーチ事業を行うクロス・マーケティング(東京都新宿区)の「人間関係に関する調査(2023年)」によって分かった。
リセット意向が特に高い間柄は男性30代の「親」、女性30代の「友人・知人」、女性60代の「兄弟・姉妹」という結果となった。
リセットした、したいと思った理由は?
リセットした、したいと思った理由を聞くと、家族・親族関係では「面倒/面倒くさい」「疲れた」「依存されて重荷になる」という回答が得られた。また、友人・知人では「面倒/煩わしい/性格が合わない/嫌い」「必要のない人からの連絡がストレスに感じる」、職場では「雰囲気が悪い」「妬まれると面倒」「上司との対立」という声が聞かれた。
リセット方法は?
人間関係のリセット方法について最も多かったのは「はがきでの連絡をやめる」(19%)、次いで「LINEの返事をしない・見ない」(18%)、「SNSを見ない」「一時的に音信不通になる」(ともに15%)だった。リセット方法の世代別の違いについて、20代はLINEやSNS関連、60代ははがきでのリセット方法が多い結果となった。
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