昭和レトロな温泉街ランキング 3位「長野・渋温泉」、2位「山形・銀山温泉」、1位は?:1100人に聞いた
リクルート(東京都千代田区)が発行する旅行情報誌『じゃらん』は「レトロ温泉街」に関する調査を実施した。約1100人に、昭和の時代にタイムスリップしたような温泉街を尋ねたところ、1位は群馬県の四万温泉が選出された。
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リクルート(東京都千代田区)が発行する旅行情報誌『じゃらん』は「レトロ温泉街」に関する調査を実施した。約1100人に、昭和の時代にタイムスリップしたような雰囲気を感じられる温泉街を尋ねたところ、1位は群馬県の四万温泉が選出された。
1位の四万温泉は山に囲まれ、西暦900年代から湯治場として親しまれてきたとされる温泉地。日本では珍しく飲泉できる温泉で、源泉は全部で42本あり、うち39本が自然湧出で湯量豊富なのが特徴だ。温泉街には昔懐かしいスマートボールや射的で遊べる遊技場もあり、昭和レトロの雰囲気が漂う。
2位に選ばれたのは山形県の銀山温泉。銀山川を挟んで立ち並ぶ木造旅館は情緒にあふれ、ガス灯の街灯がともる光景は昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気を醸す。
3位は長野県の渋温泉が選ばれた。鉄分が多く、褐色を帯びたものから白濁するもの、緑がかったものや無色透明など、効能も成分もさまざまな湯が特徴。石畳が続く街並みにが温泉街の歴史を映し出す。
4位には日本最古の歌集『万葉集』などにも登場する群馬県の伊香保温泉、5位には熊本県の黒川温泉がそれぞれランクインした。
コロナ禍で温泉街を訪れる観光客が激減し、休業や廃業に追い込まれた旅館やホテルも数多い。国が進める全国旅行支援や、水際対策の緩和などに伴い、外国人旅行者など徐々に客足が戻りつつあり、さらなる回復に期待がかかる。
調査は2022年12月7〜9日、全国の20〜50代の1088人を対象にインターネットで実施。タイムスリップしたような感覚が楽しめそうだと思う温泉地を3つまで回答してもらった。
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