Z世代「絶対結婚したい」は16％ 結婚に感じる不安、「家族付き合い」「子育て」を抑えた1位は？（2/2 ページ）

若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab.』（運営：SHIBUYA109エンタテイメント）は、「Z世代の恋愛・結婚観に関する意識調査」を実施した。

[秋月かほ，ITmedia]

現在「恋人がいる」人は2割

　現在の恋人の有無を尋ねると、「いる」（20.0％）、「いない（過去には付き合ったことがある）」（30.5％）、「いない（付き合ったことはない）」（49.5％）という結果になった。

現在の恋人の有無

恋愛の程度は「できれば恋愛をしていたい」が最多

　次いで恋愛を重視する程度を聞くと、「できれば恋愛をしていたい」（34.0％）、「必ずしも恋愛は必要ではない」（29.5％）と回答した人が多かった。

恋愛に関して重視する程度

恋人は「必ずしも必要ではない」「ステータスに関わらない」が多数派

　最後に、恋愛に関する価値観について当てはまるものを聞くと、恋人の存在については「必要不可欠である」（42.5％）よりも、「必ずしも必要ではない」（57.5％）と回答した人が多かった。

　また「恋人がいること＝ステータスか」に関しては、「ステータスである」（39.8％）より「ステータスに関わらない」（60.3％）が圧倒的に多かった。

　グループインタビューでは「恋愛できたら楽しそうだけど、今は部活や勉強もある。それができなくなるなら今は恋愛はいらない」「恋人はいればいいけど、いなくても自分にお金が使えるから良い。自分から彼氏が欲しいとは思わない」「良いなと思う人がいないなら恋人はいらない」といった意見があった。

恋愛に関する価値観について当てはまるもの

　調査は2022年11〜12月、インターネットで実施。調査対象者は東京都に住む15〜24歳の男女（高校生・大学生・短大・専門学校生）。回答者数は400人（男女各200人）。グループインタビューの対象者は大学生7人（男性3人、女性4人）。