「チル」「ととのう」ための行動 女性1位は「ヨガやピラティスをする」、男性1位は?:900人に聞いた
ネオマーケティングは全国の20〜40代の男女を対象に、「休息系趣味・娯楽に関する調査」を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
ネオマーケティング(東京都渋谷区)は全国の20〜40代の男女を対象に、「休息系趣味・娯楽に関する調査」を実施した。「チル」「ととのう」ために行なったことがあるものを尋ねたところ、男性1位は「サウナに入る」だった。
リラックスや息抜きは大切だと思うか?
まず「リラックスするためや息抜きのための行動が大切だと思うか」尋ねると、78.6%が「あてはまる」と回答した。また、71.7%が「リラックスや息抜きのための行動が苦ではない」と答えた。
「チル」「ととのう」の認知率
近年よく耳にするようになった、能動的に「くつろぐ」「まったりする」ことを指す「チル(チルアウト)」という言葉と、サウナ、水風呂、休憩を繰り返すことにより、心身ともに整った状態を指す「ととのう」という言葉について、その認知度を調査した。「チル」の認知率は49.1%となり、特に20代では半数以上が認知していた。
一方、「ととのう」の認知率は64.4%だった。年代別の認知度では大きな差はなく、全ての世代で認知率が6割を超えていた。
具体的な「チル」「ととのう」手段は?
具体的に「チル」「ととのう」ために行なったことがあるものを聞いたところ、男性では「サウナに入る」(41.1%)が最も多く、「たばこを吸う」(40.5%)、「星を眺める」(31.1%)と続いた。
女性では「ヨガやピラティスをする」(33.0%)が最多で、「アロマをたく」(29.3%)、「サウナに入る」(28.2%)と続き、男女間で具体的な行動に差があることが分かった。
回答者からは「キャンプで澄んだ空気を吸ったとき」(男性25歳)、「こだわったコーヒー豆を挽き、コーヒーを入れ、夫と一緒にのんびりコーヒーを飲みながらくつろいだこと」(女性34歳)といった意見が寄せられた。
調査は2022年12月2〜5日、インターネットで実施。調査対象者はアンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターである全国の20〜49歳の男女で、有効回答数は900人。
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