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自己啓発「取り組み意向なし」初の6割超え、実施している人の割合は?:1100人に調査(1/2 ページ)
日本生産性本部は「第12回『働く人の意識調査』」を実施した。自己啓発について「特に取り組む意向は無い」という回答は同団体の調査で初めて6割を超えた。自己啓発を実施している人の割合は?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
自己啓発を行っている人は14.6%――。そんな結果が、日本生産性本部の「第12回『働く人の意識調査』」によって分かった。また、自己啓発について「特に取り組む意向は無い」という回答は同団体の調査で初めて6割を超えた。
雇用に「不安は感じない」が5割超も、収入には「不安」が6割
今後の勤め先の業績について聞くと、「かなり不安を感じる」と「どちらかと言えば不安を感じる」が合わせて50.8%と、過去最小であった22年10月の前回調査から増加に転じ、5割を上回った。
今後の自身の雇用については、「不安は感じない」が53.6%と、過去6回の調査で連続して「不安は感じない」が5割を上回る結果に。雇用不安は第3回調査(2020年10月)で最大となって以来、改善傾向にある。
今後の自身の収入については、「不安を感じる」が62.3%という結果に。前回調査まで過去3回にわたり微増を続けていた「かなり不安を感じる」は減少した一方、「どちらかと言えば不安を感じる」は増加しており、不安感は払拭されていないことがうかがえる。
勤め先への信頼の程度を聞くと、「信頼している」「まずまず信頼している」の合計が54.7%となり、前回調査の59.1%から減少している。22年4月の調査以降、勤め先への信頼感は連続して減少傾向にある。
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