「サイゼは生活の一部」 4人家族がたどり着いた外食の“最適解”:仕事と家事の両立術(4/4 ページ)
大手ファミレスの「サイゼリヤ」で、ある共稼ぎ夫婦は1年間で10万円は使っている。なぜ他のファミレスではなくサイゼを選ぶのか。
テークアウトで時短
サイゼでは、20年1月から持ち帰り専用メニュー「辛味チキン(約40ピース入り)」(2200円)を販売しています。冷凍してあり、家庭で必要なときに必要な分だけ取り出せるのが特徴です。
「料理の時間をいかに短縮するか」が求められる共稼ぎ夫婦にとって、冷凍食品はありがたい存在です。ピラフ、チャーハン、ギョーザなど子どもたちが好きなもののラインアップに、辛味チキンも加わっています。店舗で食事したついでに、冷凍の辛味チキンや、先ほど紹介したドレッシングを購入しています。
せっかく用意した食事に対して「おいしくない!」「食べたくない!」という反応を示されると、料理をする意欲は著しく低下します。もちろん、新しい料理や食材を食べさせるような工夫はしていますが、毎回毎回手の込んだことはできないのが実情です。
辛味チキンはサイゼの看板メニューの一つともいえる存在であり、子どもたちも好んで食べます。「これを出せば、必ず食べてくれる」という食品がストックしてあるのはとても心強いです。
アロスティチー二を注文するとついてくる「やみつきスパイス」もテークアウト可能で、ありがたいアイテムです。自宅で子ども向けの肉をササっといためた後、大人が食べる際の調味料として活用しています。
無料Wi−Fiが使える店舗もある
妻と私が休むため、子どもたちにタブレットやスマホで動画を見せなければいけないシーンはどうしても出てきます。いつのころからか、われわれの通うお店ではWi−Fiが使えるサービスの提供を始めています。
以上が、サイゼが最もありがたいファミレスだと考える理由です。
【お詫びと訂正:2023年2月11日午前5時の初出で、辛味チキンの名称が一部間違っていました。2月13日午前11時、該当箇所を修正いたしました。お詫びして訂正いたします。】
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