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「従業員を監視する」だけでいいのか シャドーIT問題に向き合う仕組み組織を変える(4/4 ページ)

リモートワークを導入する企業が急増したが、その一方で「シャドーIT」という問題にも向き合っていかなければいけない。会社が許可していないデバイスを、従業員が使わないようにするにはどうすればいいのか。

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シャドーIT・BCPへの対策は組織の透明化・健全化につながる

 どこからでも業務ができるリモートワークは多くのメリットがある一方で、そのリスクにも向き合っていかなければならない。漏洩や事件が起きてしまってからでは遅い。今すぐに対策するべき課題である。

 リモートワークやオンライン化の推進により目に見えないものが増えたからこそ、業務だけでなくリスクの見える化が不可欠だ。メンバー全員がリスクに対する意識を持ち、企業としてそれぞれが働きやすい体制を整えていくことが、組織全体の透明化・健全化にも直結していくだろう。

著者プロフィール:秋沢崇夫

株式会社ニット/HELP YOU 代表取締役社長

 1981年東京都生まれ。青山学院大学卒業。

 2004年株式会社ガイアックスに入社し、営業、事業開発に関わり営業部長に。32歳で退職後、一人旅の最中にリモートワークを経験。「このスタイルであれば場所や時間に捉われることなく自分らしい生活を実現できる」と実感し、さまざまな働き方や生き方の選択肢があってもいいのではないかと考えるように。帰国後「多くの人の働く選択肢を増やしたい」との思いから「HELP YOU」 を立ち上げる。


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