車の自動運転の認知率は95%、実際の利用率は?(2/2 ページ)
LINEは運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、「車の自動運転」に関する調査を実施した。
1年後にはどのくらいの人が利用しているか
1年後、自分の周りでどのくらいの人が車の自動運転を利用していると思うか尋ねた。その結果、「車の自動運転の流行予想スコア」は全体では23.0で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージを持っていることが分かった。
「半数くらいの人が利用していそう」と回答した人からは「最近の新型車にはアシスト機能が備え付けられているものが多いため」(21歳男性)、「自動運転技術が発展したら運転の負担や事故が減ると思うから」(30歳男性)といった意見があった。
「誰も利用しないだろう」と回答した人からは「便利な機能であるのは間違いないが、まだAIでの運転に対しての不安感は拭いきれないと思うから」(19歳男性)、「安全基準など法整備や対応が難しそうだから」(46歳女性)といったコメントが寄せられた。
半数以上が車の自動運転を「利用したい」と回答
「今後の利用の意向」を聞くと、「利用意向がある」(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)と答えた人は全体の57%だった。
回答者からは「未来感があってワクワクするから」(18歳男性)、「ペーパードライバーなので心強いから」(26歳女性)、「長時間の運転で、自動でできる区間があれば楽なため」(45歳男性)といった声があった。
一方、「利用意向がない」(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)と答えた人は全体の22%だった。
回答者からは「運転する楽しみがなくなってしまい、車を所有する意味がなくなるから」(22歳男性)、「事故になった時の責任問題がよく分からないから」(27歳女性)、「誤作動が全くないとは言えないから」(55歳女性)といったコメントがあった。
1月17〜18日、LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査で実施。有効回収数は2108サンプル。
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