婚活中の1392人に聞く 結婚を本気で意識する何年前から貯蓄を始める?:婚活と貯蓄を調査
「日本結婚相談所連盟」を運営するIBJ(東京都新宿区)は、婚活中の男女を対象に「貯蓄と資産」についてアンケート調査を実施した。
「日本結婚相談所連盟」を運営するIBJ(東京都新宿区)は、婚活中の男女を対象に「貯蓄と資産」についてアンケート調査を実施した。貯蓄を始めた年齢と本気で結婚を意識し始めた年齢を照らし合わせると、男女ともに結婚を本気で意識する約5年前から貯蓄を始めていることが分かった。
預貯金や資産運用を含め、貯蓄を始めた年齢について尋ねたところ、男性は「20〜24歳」が30.2%と最も多く、次いで「25〜29歳」が24.4%、「30〜34歳」が18.1%と、20歳〜34歳がボリュームゾーンとなった。女性で最も多かったのは「20〜24歳」が34.9%、次いで「25〜29歳」が24.9%、「20歳未満」が19.0%と、20歳未満〜29歳までがボリュームゾーンとなった。
次に、本気で結婚を意識し始めた年齢を聞いた。男性で最も多かったのは「30〜34歳」で31.8%、次いで「35〜39歳」が26.2%と、ボリュームゾーンは「30〜39歳」だった。女性は「25〜29歳」が最も多く36.1%、次いで「30〜34歳」が34.2%と、「25〜34歳」がボリュームゾーンとなった。
同社は、「女性は男性より早い段階で預貯金や資産運用をしていることから、将来のことを見据えて計画的に行動している方が多いことが考えられる。また貯蓄を始めた年齢と照らし合わせると、男女共に結婚を本気で意識する5年前くらいに貯蓄を始めていることが分かった」とコメントした。
現在資産運用を行っている?
58.8%が預貯金以外の資産運用を行っていた。運用している種類を聞いたところ、男性で最も多かったのは株式投資(59.1%)、女性は投資信託(71.9%)だった。
男性2位は「投資信託」(58.5%)、3位は「貯蓄型保険」(25.9%)で、女性2位は「株式投資」(34.7%)、3位は「iDeCo」(31.6%)という結果だった。女性は男性に比べ、NISAなどの非課税制度や少額で始められてリスクの低い投資信託を選ぶ傾向が見られた。
今回の調査は、日本結婚相談所連盟で活動する男女を対象に、インターネットで実施した。期間は2022年9月5〜11日、有効回答数は1392人(男性805人、女性587人)。
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