セイコー、「プロスペックス」シリーズに限定モデル “五大陸登頂”植村直己氏に着想:世界限定500本
セイコーウオッチは5月12日から、メカニカルダイバーズウオッチ「セイコー プロスペックス」を発売する。希望小売価格は35万2000円で、世界で500本限定となる。
セイコーウオッチは5月12日から、メカニカルダイバーズウオッチ「セイコー プロスペックス」を発売する。同モデルは、冒険家の植村直己氏が世界初の五大陸最高峰登頂を達成したことから着想を得た。希望小売価格は35万2000円で、世界で500本限定となる。
1970年に発売された「1970メカニカルダイバーズウオッチ」は頑丈さと高い視認性をもったモデルだ。その性能の高さから、植村氏が74〜76年にかけて北極圏1万2000km犬ぞり紀行に携行した。
今回発売するモデルは、植村氏が使用した1970メカニカルダイバーズウオッチを現代版にアレンジした。同氏が達成したモンブラン登頂をイメージし、ダイヤルには山肌の岩や氷雪を型打ち加工で立体的に表現。山々のシルエットをエッチングで際立たせ、モンブランの眺望を同じ登頂ルートから見た角度で再現した。
りゅうずと回転ベゼル外周のブルーは山嶺を包む青い影をイメージ。太いインデックスと針にはルミブライトを塗布し、暗闇での視認性を高めた。70年のオリジナルモデルと異なり、側面を鏡面で縁取ったケースに5列のブレスレットを組み合わせ、シャープな印象に仕上げた。
ケースとブレスレットは、時計を傷から保護するためカーブサファイアガラスを使用している。搭載するムーブメントは、雫石高級時計工房で製造するダイバーズウオッチ専用のメカニカルムーブメント8L35を採用。高い精度と堅牢性を備え、腕時計としての基本性能を向上した。
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