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サイゼリヤ、「煉獄のたまご」販売休止 ランチの目玉焼きもほうれん草に変更鶏卵不足が理由

サイゼリヤは3月17日から一部商品の販売休止・提供方法を変更する。

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 サイゼリヤは3月17日から、卵を使った一部メニューの販売を休止する。提供方法も変更する。鳥インフルエンザ流行の影響による鶏卵不足が要因だという。

 販売を休止するのは「煉獄のたまご」(300円)だ。トマト味ソースに卵が入ったイタリアの家庭料理で、添えられたパンをディップして食べる。


煉獄のたまご(画像:サイゼリヤ公式Webサイトより)

 そのほか、ランチの「オニオンソースのハンバーグ」「デミグラスソースのハンバーグ」に添えられた目玉焼きをほうれん草に順次変更していく。


ランチのハンバーグメニュー(画像:サイゼリヤ公式Webサイトより)

 卵不足に苦しむのはサイゼリヤだけではない。すかいらーくホールディングスでは2月16日から、ガストとバーミヤンでパンケーキやまぐろユッケなど約10品の販売を休止している。

 オムライス専門のチェーン店「ポムの樹」も、卵を6個使用するLサイズのオムライスの販売を3月1日から休止しているほか、しゃぶしゃぶ専門店「しゃぶ葉」も特定商品を注文した客に無料提供していた卵の有料化を発表した。

 帝国データバンクの調査によると、3月5日時点で上場している主要外食100社のうち18社が卵メニューの休止・休売していることが分かった。ファミリーレストランやうどん店などの大手チェーンを中心に今後も動きが広がっていくことが予測される。

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