滞在先で「子どもを預けられる」 保育園込みのワーケーション、8日間12万円から:山形県、長崎県に滞在
三井不動産レジデンシャルは、多拠点居住サービス 「n’estate(ネステート)」 から、未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付プラン「n’estate with kids」を発表した。
三井不動産レジデンシャルは、多拠点居住サービス 「n’estate(ネステート)」 から、未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付プラン「n’estate with kids」を発表した。
n’estateは仕事、趣味、レジャー、観光など目的に応じ、自宅以外の場所で多拠点居住ができるサービス。希望エリアや期間に応じ、同社が運営する賃貸マンションやホテルを家具・家電付きで利用可能だ。2022年9月からトライアルを開始し、都市型拠点8施設、郊外型拠点2施設でサービスを展開している。
今回、子育てファミリー層からの「多拠点居住に興味はあっても、日中仕事をしながら子どもの面倒を見るのは難しい」という声に着目。未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付の新プランを開始した。
同社は、ホテル「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」(山形県鶴岡市)、ホテル・滞在施設 「カラリト五島列島」(長崎県五島市)の運営企業と「まちづくり包括連携協定書」 を締結。山形県の鶴岡市、酒田市、長崎県五島市と連携し、両施設での滞在中に未就学の子どもが近隣の保育園に通うことができるようにした。滞在拠点ごとに保育園を個別に案内するため、保護者が自ら保育園を探す手間が不要となる。
また、保育園の確定後に保護者と園のオンライン面談を実施する。滞在前に登園の不安などを軽減する狙い。業務時間外や週末には、地元のイベントやアクティビティにも参加可能だ。
3月14日から募集を開始しており、利用開始は5月13日を予定している。利用料金は、一時預かり保育料を含めて8日間で約12万円から、16日間で約24万円。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.