やってみたいリスキリングの内容 3位「語学」、2位「プログラミング」、1位は?:800人に聞く
ロイヤリティマーケティングが、「リスキリングに関する調査」を実施した。最も興味・関心のあるリスキリングとして挙がったのは?
最も興味・関心のあるリスキリングの分野は「情報」(インターネットセキュリティなど)──ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)が実施した調査でそんな結果が分かった。
リスキリングの認知度は?
リスキリングについて「詳しく知っている」は8%、「聞いたことがある程度」が25%と、合わせて認知率は34%となった。性年代別でみると、男女ともに若年層の方が認知率が高い傾向がみられた。
次に、リスキリングへの興味・関心があるかを尋ねると、62%が「関心がある」と回答した。20代男性に特に高い傾向が見られ76%、女性では30代の関心が高く70%となった。
興味のあるリスキリングの分野、1位は「情報」
リスキリングの内容で興味・関心があるものは「情報(インターネットセキュリティなど)」が最も高く41%だった。次いで「プログラミング」(35%)、「語学」(31%)、「データ分析」(31%)が30%以上で続いた。
性年代別でみると「プログラミング」と回答した人は、男性30代、女性20代で50%以上と高い結果になった。「語学」は年代を問わず35%前後と高い傾向がみられた。
「リスキリングを行っている」人は全体でわずか13%だった。最も高かったのが、男性20代で24%だった。
取り組んでいる内容は「情報(インターネットセキュリティなど)」が39%で最も高く、次いで「データ分析」(26%)、「プログラミング」(25%)と続き、ICT関連(情報通信技術)が多い傾向がみられた。
取り組んでいる理由は「仕事の幅を広げたい」と回答した人が最も多く54%だった。次いで「会社内で昇進・昇格したい」(29%)となった。
調査は、20〜59歳かつ就労経験層で「Pontaリサーチ」会員を対象にインターネットにより実施した。調査期間は1月20〜26日、有効回答数は800人。
関連記事
- Z世代が「古い!」と思う仕事の価値観 「飲みにケーション」「プライベートより仕事優先」を上回る1位は?
Z世代が「古い!」と感じる仕事の価値観とはどのようなものか? キーボードアプリ「Simeji」を提供するバイドゥが、Z世代を対象に調査した。 - 「ブラック企業だ……」と思う職場の特徴 3位「休みが取れない」、2位「長時間労働」、1位は?
「ブラック企業だ……」と思う職場の特徴とは何か? AlbaLinkが有職者500人を対象にアンケートを実施した。 - 「課長まで」で終わる人と、出世する人の決定的な差
「『課長まで』で終わる人と、出世する人の決定的な差」とは何か? がむしゃらに働いても、出世できる人とそうでない人がいる。その明暗を分けるたった1つのポイントを、解説する。 - アマゾンで増える「送料ぼったくり」被害 “誰だって気づくはず”の手口のウラ側
Amazonで“ぼったくり”な送料を設定する業者から、意図せずに商品を購入してしまう被害が後を絶たない。一見単純なシカケに、引っ掛かってしまう人が少なくないのはなぜなのか? “誰だって気づくはず”の手口のウラ側を探り、問題の本質に迫る。 - “スーツ姿の客”がネットカフェに急増 カギは「PCなし席」と「レシートの工夫」
コロナ禍で夜間の利用者が激減し、インターネットカフェ業界は大きな打撃を受けた。そんな中、トップシェアを誇る「快活CLUB」では、昼にテレワーク利用客を取り込むことに成功、売り上げを復調させた。そのカギは「PCなし席」と「レシートの工夫」にあるという。どういうことかというと……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.