利用しているインターネットバンキング 「ゆうちょ銀行」を抑えた1位は?:1万人に聞く
マイボイスコムは「インターネットバンキングの利用」に関する調査を実施した。同調査は今回で24回目。
現在利用しているインターネットバンキング1位は「楽天銀行」(49.5%)――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「インターネットバンキングの利用」に関する調査で分かった。同調査は今回で24回目。
次いで「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱UFJ銀行」が各20%台、「PayPay銀行」「三井住友銀行」が各2割弱だった。
選定時の重視点は?
インターネットバンキング選定時の重視点を尋ねたところ、69.8%が「手数料が安い」と答えた。「銀行に取引口座がある」「信頼できる」が各4割強、「24時間リアルタイムで利用が可能」が32.4%となった。
また、「みずほ銀行」「三井住友銀行」「りそな銀行」など実際の店舗を持つネットバンクの主利用者では、「銀行に取引口座がある」が1位であった。
利用しているサービスは?
インターネットバンキング利用経験者が利用しているサービスを聞いたところ、「口座情報の照会・明細の確認」(84.6%)、「振り込み・送金」(78.5%)が上位を占めた。その他「ネットショッピングなどの決済」(38.0%)、「口座振替」(33.5%)といった声も聞かれた。
銀行別にみると、「SBI新生銀行」の主利用者では「振り込み・送金」が、「セブン銀行」「PayPay銀行」「楽天銀行」の主利用者では「ネットショッピングなどの決済」が、「ソニー銀行」の主利用者では「定期預金・積み立て」の比率が高かった。
今後、利用したいと思うか?
今後もインターネットバンキングを利用したいか質問すると、7割強が「利用したい」と答えた(「積極的に利用したい」「まあ利用したい」の合計)。インターネットバンキングを現在利用している人では約97%、未経験者では約15%となった。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は1月1〜5日、有効回答数は1万266人。
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