推しの話をすることに「抵抗がある」 20代と30代で差:世代や性別で“推し活”に違い(1/3 ページ)
ネオマーケティング(東京都渋谷区)は、20歳以上の男女を対象に「推し活に関する調査」を実施した。その結果、推しの話をすることに「抵抗がある」とした20代は35.4%、30代は53.5%と、20代と30代とでは18ポイントもの差があることが分かった。
ネオマーケティング(東京都渋谷区)は、20歳以上の男女を対象に「推し活に関する調査」を実施した。その結果、推しの話をすることに「抵抗がある」とした20代は35.4%、30代は53.5%と、20代と30代とでは18ポイントの差があった。
どんな対象を推している? 男性は7割、女性は8割が「実在の人物」
現在の「推し」の対象を尋ねると、「実在の人物」が78.0%でトップとなった。次いで「2次元のキャラクター」が44.8%で続いた。
男女別に見ると、男性は「実在の人物」が72.8%とトップであるものの、「キャラクター」や「人物以外のモノ」でそれぞれ54.1%、36.6%と、ある程度票が散らばっている傾向が見られた。一方で女性の場合、「実在の人物」に81.2%と票が集中し、「人物以外のモノ」においては17.6%と男性の半分以下にとどまる結果となった。
「公式」ではない独自の推し活 男性の方が高い割合
これまでに行ったことがある「推し活」について聞くと、「インターネットで情報収集する」が、全体の74.0%で最多となった。「グッズを買う」「イベントに参加する」「公式ファンクラブなどに入会する」といった、いわゆる「公式(=運営)」が提供するコンテンツを消費する行動が続いた。
男女別に見ると、男性の場合は公式ではない独自の活動(特にオフライン)が女性よりもやや多い傾向にあった。「推している対象に関わる場所へ訪問する」「現地に赴き、推している対象を撮影する」「コミュニティに参加する」などの活動割合が、それぞれ女性よりも3〜7.8ポイント高くなった。
推し活に費やしている金額(月平均)を調べてみると、全体の74.5%が月平均1万円未満という結果になった。年代が上がるにつれ、推し活に費やす金額が下がっていく傾向が見られた。
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