まるでキッザニア!? 「消防博物館」の職業体験が共働き夫婦にありがたいワケ:仕事と家事の両立術(3/3 ページ)
子どもにさまざまな体験をさせたいが、調べたり予約したりする時間がない。消防士の職業体験ができる場として東京・四谷の「消防博物館」がある。交通アクセスもよく、周辺にも別の子ども向け施設が充実している。
交通アクセスが良い
消防博物館は東京メトロ丸ノ内線・四谷三丁目駅から徒歩1分の場所(ほぼ隣接)にあるので、天候が悪くても移動にそれほど苦労しないです。
また、消防博物館から歩いてい行ける場所に子どもが楽しめる施設がいくつかあります。
例えば、四谷三丁目駅から徒歩3分の場所に「やなせたかしの店 アンパンマンショップ」があります。同店では絵本やおもちゃなどのアンパンマングッズを多数取り扱っているので、消防博物館から“はしご”もできます。
同駅から徒歩5分の場所には「東京おもちゃ美術館」もあります。同美術館には「赤ちゃん木育ひろば」「おもちゃのもり」といった遊べる設備があるだけでなく、おむつ替えコーナーもあります。「おもちゃこうぼう」ではさまざまな木工手作り体験プログラムを提供しています。
丸ノ内線から1駅だけ移動すると新宿御苑前駅に到着します。天気が良く外でのびのびと遊ばせたいときには新宿御苑に足を運ぶという選択肢もあるでしょう。
「この施設で●時間くらいは楽しんでほしい」と親が願っても、子どもが飽きてしまって「他の場所に行きたい」とねだることがよくあります。また、何かしらのトラブルで急に施設がお休みだったりすることもあります。閉まっている施設を前にして途方に暮れた経験がある親も多いと思います。そういう意味で、「保険」となる施設が付近にあるのは心強いのではないでしょうか。
私たち家族は、地理的要因などが理由で「キッザニア東京」(東京都江東区)まで気軽に行くのは難しいのです。しかし、消防博物館は無料で利用できますし、ふらっと訪問できる気楽さがあります。
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