リモートアクセスで使う無料ツール 3位「シン・テレワークシステム」、2位「Google Chrome」、1位は?:無料ツール使用は半数以上
ソフトウェア開発を手掛けるスプラッシュトップ(東京都千代田区)は、「企業・団体の無料リモートアクセスツールに関する実態調査」を行った。
ソフトウェア開発を手掛けるスプラッシュトップ(東京都千代田区)は、「企業・団体の無料リモートアクセスツールに関する実態調査」を行った。57.7%が、テレワークのリモートアクセスに無料ツールを使用したことがあると回答。使用している無料ツール1位は「Microsoft」(54.5%)のリモートデスクトップ機能だった。
2位「Google Chrome」(42.9%)、3位「シン・テレワークシステム」(20.2%)と続く。また、85.0%が現在も継続して無料ツールを使用しており、その半数以上(54.3%)が、週2回以下のテレワークか、テレワークを行っていないことが分かった。
無料ツールに満足している点、不満を感じる点は?
無料ツールに満足している点を聞いたところ、1位は「コスト面」(48.3%)、2位は「導入方法(導入のしやすさ)」(32.6%)、3位は「通信速度」(26.1%)だった。一方、不満に感じる点1位は「セキュリティ」(23.6%)で、以下「通信速度」(23.5%)、「導入方法」(22.8%)と続いた。
無料ツールをやめた理由
無料ツールの使用経験はあるが現在は使用していない理由を聞いたところ、「セキュリティ」(28.0%)、「コスト面(無料範囲が限定的)」(20.1%)、「接続の安定」(9.8%)」が上位を占めた。また、現在無料ツールを利用している企業も、72.0%が有料ツールに乗り換える意向を示した。
今回の調査は、10〜89歳のビジネスパーソンで、かつ全国の企業・団体に所属する情報システム業務の担当者を対象にインターネットで実施した。期間は1月4〜12日、有効回答数は1093人。
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