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世界のラボから生まれる「肉」はここまできた 2050年の「タンパク質危機」を乗り越えられるか?「肉モドキ」ではもったいない(1/4 ページ)

2050年に「タンパク質危機」が起こると言われているが、その際に人間はどのようにタンパク質を摂取すればいいのか? 世界のラボで進む「代替肉」などの研究を紹介する。

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 ヘルシー志向の消費者に限らず、皆さんも一度は豆腐ハンバーグを食べたことがあるのではないでしょうか。これはこれで十分においしいのですが、肉好きな人達に「本物の肉の味を忠実に再現したもの」として違和感なく受け入れられるものかと言えば、決してそうではないでしょう。

 特に日頃からタンパク質の大部分を肉類で摂取している海外の人々にとって、肉モドキを受け入れるハードルは高そうに思えます。しかし現在欧米では、すでに数多くの代替肉や代替乳製品などの代替タンパク質を使った商品が受け入れられているのです。なぜいま、代替タンパク質の市場が注目され、また消費者の支持を得ているのでしょうか。


代替タンパク質を選ぶ未来が来るのか?(画像はイメージ、提供:ゲッティイメージズより)

2050年に到来する「タンパク質危機」

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