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コロナ禍は「キャリアに良い影響」or「悪い影響」 どっちが多い?5類移行の影響も(2/2 ページ)

コロナ禍のキャリアへの影響について「良い影響を与えた」と考える人は24.0%、「悪い影響を与えた」と考える人は26.2%──そんな結果が、総合転職エージェントのワークポート(東京都品川区)のアンケート調査で分かった。

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5類移行により「対面で話せる」「コミュニケーションがとりやすくなる」

 コロナの5類移行により、職場環境や働き方がさらに変化したと回答した人に、その変化をどう感じているかを聞くと、「良い」(18.6%)、「どちらかといえば良い」(44.1%)が合わせて62.7%だった。過半数がコロナ5類移行による変化を前向きに捉えていることが分かった。

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変化に対する働き手の意識

 「良い」と感じる理由を尋ねると、「対面で話せる良さがあるため」(20代女性・事務)、「コミュニケーションがとりやすくなるため」(40代男性・コンサルタント)など、対面でのコミュニケーションを重要視する意見が多数挙がった。

コロナがキャリア形成に与えた影響は

 コロナの感染拡大は自身の転職やキャリア形成に影響を与えていると感じるかについて「良い影響を与えた」とする人は24.0%、「悪い影響を与えた」と考える人は26.2%だった。

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コロナ禍のキャリアへの影響

 「良い影響」と回答した人にどんな影響があったかを聞くと、「リモート勤務が増加したことにより、プライベートな時間が増えた」(30代男性・管理)、「キャリアについて見直す時間ができた」(40代男性・営業)などの意見が挙がった。

 一方、「悪い影響」と回答した人からは、「退職を余儀なくされた」(30代男性・システムエンジニア)、「転職活動がしづらくなった」(30代女性・事務)などの意見が寄せられた。

 調査は、20〜40代の現役ビジネスパーソンの男女を対象に、インターネットで実施した。期間は3月13〜20日、有効回答数は408人。

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