制服の再利用、生徒の8割が肯定派 それでも利用したくないワケは?:中学・高校生1400人に聞く
ここ数年広がっている、学校制服のリユース(再利用)活動。生徒自身は学校制服のリユースをどのように思っているのか? 菅公学生服が全国の中学・高校生1400人を対象に調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
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ここ数年広がっている、学校制服のリユース(再利用)活動。生徒自身は学校制服のリユースをどのように思っているのか? 菅公学生服が全国の中学・高校生1400人を対象に調査したところ、全体の8割以上が学校制服のリユースを良いと思っていることが分かった。
学校制服のリユースを「利用したい」(全体14.7%、中学生15.3%、高校生14.5%)、「どちらかといえば利用したい」(全体35.1%、中学生30.6%、高校生36.4%)をあわせると、約5割が利用したいと回答した。学校別では、中学生は「どちらかといえば利用したくない」(42.8%)が高校生に比べて多くなる傾向がみられた。
利用したい理由を聞いたところ、「節約になる」「家庭の負担を抑えられる」などの経済面や、「成長してサイズも変わるので、いろんな人と協力していけたらと思う」「制服はあまり傷まないイメージがある」という、学校制服は長く着ることができて、耐久性がある衣類であるという声が寄せられた。
一方、利用したくない理由としては、「他人の制服は着たくない」「潔癖症が少しあって嫌だから」「少し気持ちが悪い」という衛生面や知らない人が着ていたものへの抵抗感がみられた。また、「自分の身体のサイズに合わないかもしれない」「一生に一度だから新しいものを着たい」という、自分の体型に合った自分だけの新しい制服を着たいという意見も見られた。
調査は2月に、インターネットで実施した。
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