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中間管理職は“ハラハラ” 職場でのハラスメントに神経を使う:境界線にもやもや
セクハラやパワハラなど、仕事の場でしばしば問題になるハラスメント。ハラスメントに対する意識が職場でのコミュニケーションに影響するという社会人は、どのくらいいるのだろうか。
セクハラやパワハラなど、仕事の場でしばしば問題になるハラスメント。「ハラスメントに対する意識が職場でのコミュニケーションで影響する」という社会人は88.9%(とても+どちらかといえばを含む)に達していることが、Job総研を運営するライボ(東京都渋谷区)の調査で分かった。
「職場でのコミュニケーションでハラスメントに神経を使っている」という割合も78.0%(とても+どちらかといえばを含む)と、4人に3人以上という結果に。
年代・役職別にみると、年代が上になるほど神経を使う割合が高くなり、役職別では主任クラスや課長クラスで高くなっていた。
神経を使う場面を具体的に聞くと「異性や部下とコミュニケーションするときに」「同世代以外との会話では、世代間ギャップがあるので言葉の選択を慎重にしている」といった回答があった。
ハラスメントの境界線を正しく認識しているかと聞いたところ、「正しく認識している」は28.0%と少数派。「認識しているつもりだが正しいかはあいまい」(53.1%)や「何となく認識している」(17.2%)を含めると、ほぼすべての人がある程度認識はしており、「まったく認識していない」は1.7%にとどまった。
年代別にみると、「正しく認識している」の割合は年代が上になるほど低い。
インターネットによる調査で、20〜50代のビジネスパーソン354人が回答した。調査期間は3月1〜7日。
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