「XR体験施設」が東京・秋葉原駅に誕生 実際に行って体験してみた:房野麻子の「モバイルチェック」(1/5 ページ)
NTTドコモの100%子会社で、VRやAR、MRなどのXR技術を用いてメタバース、デジタルツイン、XRデバイスのサービス・ソリューションを提供するNTT QONOQが3月30日、東京・秋葉原駅構内にXRの体験施設「XR BASE produced by NTT QONOQ」をオープンした。オープンに先立ち、報道向けに体験会が開催されたので、どんなXR体験ができるかを紹介しよう。
NTTドコモの100%子会社で、VRやAR、MRなどのXR(クロスリアリティ)技術を用いてメタバース、デジタルツイン、XRデバイスのサービス・ソリューションを提供するNTT QONOQ(以下、コノキュー)が3月30日、東京・秋葉原駅構内にXRの体験施設「XR BASE produced by NTT QONOQ(以下、XR BASE)」をオープンした。オープンに先立ち、報道向けに開催された体験会に参加してきた。
体験を重視したXRのリアル拠点
XR BASEは、巨大LEDスクリーンによるバーチャルライブ、さまざまなデバイスで体験できるメタバースやデジタルツイン、XRデバイスによるMR技術を活用したソリューションなど、コノキューが提供するサービス、ソリューションを入場無料・事前予約不要で誰でも体験できるスペースだ。JR秋葉原駅 電気街改札を出たところにある、みどりの窓口の隣にあり、施設面積は65平米。午前10時から午後8時まで営業している。
元々、JR東日本グループは「Beyond Station構想」を推進しており、その構想を象徴的に体現するモデル駅として、上野駅、秋葉原駅、八王子駅の整備を進めている。一方、2022年3月にドコモとJR東日本、ジェイアール東日本企画の3社は、XR領域の発展に向けた取り組みを推進することで合意。今回のXR BASEは、Beyond Station構想と3社連携施策とが相まって実現されたものだという。
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