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仕事選びも“タイパ”重視? 我慢できる通勤時間1時間以上はイヤ(2/2 ページ)

総合求人サイト「イーアイデム」を運営するアイデムは、仕事選びに関する調査を実施した。かかっても良いと思える通勤時間の限度で、最も多かったのは?

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「自宅から通いやすい」は応募に影響する?

 通勤時間は、応募動機にどの程度影響するのだろうか。正社員雇用を希望する人に応募理由を聞いたところ、最も多かったのは「自宅から通いやすいから」(51.4%)。次いで2位「希望する仕事内容だから」(44.3%)、3位「能力や経験を生かした仕事ができそうだから」(35.7%)と続いた。


正社員雇用の求人に応募した理由

 性別で見ると、男性のほうが女性よりも「交通費が全額支給されるから」が16.7ポイント、「事業の社会貢献度が高いと感じたから」が15.4ポイント、「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」が13.1ポイント高くなった。社会貢献度合いを測って求人を選んでいる点は女性と差があり、事業全体への関心もうかがえる。

 一方、女性のほうが男性よりも「自宅から通いやすいから」が27.4ポイント、「希望する仕事内容だから」が9.5ポイント高い傾向に。特に自宅からの通いやすさは約7割の女性が選択しており、通勤への考慮が少なく済む勤務先が選ばれているようだ。

アルバイト、パートの場合

 パートまたはアルバイト雇用を希望する人の場合、最も多かった求人応募理由は「自宅から通いやすいから」(56.9%)。次いで2位「希望の勤務時間数・日数が選べるから」(46.0%)、3位「希望の仕事内容だから」(39.3%)と続いている。


パートまたはアルバイト雇用の求人に応募した理由

 性別では、男性のほうが女性よりも「すぐに働き始められそうだから」「会社の知名度が高いから」「事業の社会貢献度が高いと感じたから」の3項目が5.5ポイント高くなった。

 一方、女性のほうが男性よりも「扶養の範囲内で働けるから」が19.9ポイント、「希望の仕事内容だから」が13.4ポイント、「希望の勤務時間帯だから」が8.9ポイント高い傾向に。同社によると、扶養の範囲内での勤務を希望する割合は毎月の調査で男性の選択割合を大きく上回っているのが特徴として挙げられるという。

 調査は2023年2月2日〜3月5日、インターネットで実施。2月1〜28日に求人サイト経由で応募した人を対象とした。有効回答数は369人。

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