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くら寿司、1皿240円「ご当地」シリーズ週替わり展開 副社長「革命的チャレンジ」:狙いは?(1/3 ページ)
くら寿司は、地元の旬の地魚を各地域の店舗で楽しめるようにする「くらの逸品シリーズ」を開始する。ご当地回転寿司の顧客を獲得していく。どうやって実現するのか。
大手回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司は4月12日、地元の旬の魚を各地域の店舗で楽しめるようにする「くらの逸品シリーズ」を開始すると発表した。大手回転寿司チェーンと、ご当地回転寿司双方の良さを取り入れた「二刀流回転寿司チェーン」を目指すとしている。
大手回転寿司チェーンがあまり取り扱いできなかった国産天然魚を週替わりで提供することで、競合との差別化につなげる。また、ご当地回転寿司を好む層の集客も見込む。
4月15日から約360店舗で本格導入する。全国8ブロック18都道府県での販売からスタートするとしている。
例えば、北海道エリアでは「天然 大切り生ほっき貝」「天然 真ほっけ」、関東エリアでは「天然 釣り金目鯛」「江戸前 天然 くろむつ」、関西エリアでは「天然 炙り太刀魚」「天然 石鯛」などを扱う。季節ごとに取り扱い魚種が変わるだけでなく、毎週各地域の水揚げ状況に合わせ、メニューが決まる。価格は1皿240円で、数量限定販売とする。販売メニューは各店舗のくら寿司公式LINEアカウントで告知する。
8月には全国530店舗での提供を目指す。最終的には、47都道府県それぞれで毎週違う地魚数種類を提供できる体制を構築していくという。現在取り扱っている国産天然魚は約30種だが、約130種まで増やしていく。
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