「ジョイホンパーク吉岡」が登場、どんな商業施設なのか:ジョイフル本田が運営
ジョイフル本田は4月26日、大型商業施設「ジョイホンパーク吉岡」を群馬県吉岡町にオープンする。「エンターテインメントパーク」という形態で広域商圏の獲得を狙う。
大型ホームセンターを展開するジョイフル本田(茨城県土浦市)は4月26日、大型商業施設「ジョイホンパーク吉岡」を群馬県吉岡町にオープンする。同社が運営する大型ホームセンターのほか、43のテナントが入る。「エンターテインメントパーク」という形態を掲げ、広域商圏の獲得を狙う。
ジョイホンパーク吉岡の敷地面積は、東京ドーム2.8個分の13万1852平方メートル。2099台分の駐車場を備える。関越自動車道の駒寄スマートインターチェンジから車で約3分の場所に位置する。
施設の中心となる店舗は、ジョイフル本田が運営する「ジョイホン吉岡店」。同店では店内を5つのゾーンに分け、それぞれにテーマを設定。生活必需品からプロ向けの専門用品まで幅広くそろえ、売り場全体にエンターテインメント性を持たせる。
テナントとして入る専門店からも、「エンターテインメントパークという新たな形態の創出に挑戦することへ共感・賛同をいただいた」(同社)という。衣食住を支える多様な専門店がそろう。
イベントなどを開催できる芝生広場には、高さ約3メートル、長さ約31メートルのロゴアートオブジェを設置して施設のシンボルとする。このロゴアートオブジェや店舗デザインなどは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が代表を務めるSAMURAIが手掛けた。
また、太陽光パネルによる発電やハイブリッド空調システムを導入するなど、環境に配慮した店舗づくりも実施。建物の外観は、周辺の自然環境に調和する木のイメージを採用した。
同社は今後も、ジョイホンパーク吉岡と同じ形態の店舗を出店していく計画。さらに、既存の系列店と連携することで地域ドミナント化を目指す。
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