調査リポート
アジアの観光客が日本で買いたいお土産、1位は?
新型コロナの水際対策緩和もあり、復活しつつあるインバウンド需要。その多くを占めるアジアからの観光客は、お土産についてどのように考えているのだろうか。
新型コロナの水際対策緩和もあり、復活しつつあるインバウンド需要。その多くを占めるアジアからの観光客は、お土産についてどのように考えているのだろうか。
自分用土産の予算はタイ・韓国・台湾の日本旅行意向者では「3万〜10万円未満」が最も多く、中国の日本旅行意向者では「10万〜50万円未満」が最も多いことが、インテージ(東京都千代田区)の調査で分かった。
一方、他人用のお土産予算は、タイ・韓国・台湾の日本旅行意向者では「3万円未満」が最も多く、中国の日本旅行意向者ではまだ決めていない人が多いものの、決定者の中では「10万〜50万円未満」で検討している人が最も多かった。全体的に自分用土産の予算より、やや低くなる傾向があるようだ。
「自分用のお土産に日本で買いたいもの(生活雑貨)」を聞くと、、タイ・韓国男性と中国・タイ・台湾女性では「化粧品・乳液・美容液」がトップで、男女を問わず人気があった。それ以外では、中国男性は「洗顔料」、台湾男性は「サプリ・健康食品」、韓国女性は「メイク落とし」がトップとなっていた。
全体的に傾向は似かよっているが、台湾男性では「胃薬」が2位、「風邪薬」が3位、「目薬」が5位となるなど、健康にかかわる商品が上位にランクインしていた。
インターネットによる調査で、対象は中国、台湾、韓国、タイの20〜49歳の男女1389人。調査期間は2022年12月23〜26日。
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