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ジェンダーレス水着、中学校でテスト販売した結果は? 教師が語った切実なニーズ:約200校が採用を検討(1/4 ページ)
フットマークは、男女デザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」の本格販売を開始した。2022年に商品概要を発表し、話題になっていた。テスト販売をした学校からはどんな声が寄せられたのか。
水泳用品など手掛けるフットマーク(東京都墨田区)は4月19日、男女デザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」の本格販売を開始すると発表した。
同社が新型水着の概要を発表したのは2022年6月。その後、東京都と兵庫県の公立中学校の計3校が、従来の水着と選択できる形で導入した。また、学校現場への提案も進めている。生徒や教師の反響について、同社の担当者らが4月19日に開催された発表会で語った。
新型水着の特徴
新型水着は、上下が分かれたセパレーツ型となっており、長袖の上着は肌の露出が少なくなっているのが特徴だ。ボトムスはハーフパンツを採用しており、ラインが目立ちにくい形状になっている。
泳ぎやすいように全体的に肌にフィットするようにしているが、胸、腰、お尻などの部分はゆったりとしている。これらは男女差が出やすい部分なので、それを隠す狙いがある。
胸の部分には別売りのパッドを入れるポケットが付いている。主に女子の利用を見込んでいる。
また、水中で水着が膨らまないように抜け穴が付いているのも特徴だ。
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