20代が希望する働き方、1位を獲得した条件は?:20代の社会人570人に聞く
コロナ禍でフルリモートや居住地自由など、出社しない働き方が定着した一方、オフィス回帰の動きも活発化している。20代はリモートワークや出社などの働き方をどのように捉えているのか?
コロナ禍でフルリモートや居住地自由など、出社しない働き方が定着した一方、オフィス回帰の動きも活発化している。20代はリモートワークや出社などの働き方をどのように捉えているのか? 学情の調査によると、住む場所・働き方に関する希望として「都市部に住み、出社とテレワークを組み合わせて仕事をしたい」(32.8%)が最多となった。
「都市部に住み、出社して仕事をしたい」は19.8%だった。都市部に住みたい人の割合は60.8%、地方に住みたい人の割合は30.2%となった。
7割以上が「フルリモートの企業は志望度が上がる」
転職活動において、7割以上が「フルリモートや居住地自由の企業は志望度が上がる」と回答した。回答者からは「通勤時間がない分、時間を効率的に使える」「転勤の心配がないのでライフイベントの計画も立てやすい」といった意見があった。
一方「志望度は上がるものの、フルリモートで人間関係を築くことができるか不安」「フルリモート可でも、オフィスがあり必要に応じて出社できる企業に魅力を感じる」といった声もあった。
出社機会がある企業の志望度は?
転職活動において、46.1%が「出社の機会がある企業は志望度が上がる」と回答した。「直接コミュニケーションを図る機会も必要だと思う」「一から人間関係を築くタイミングでは、全く出社の機会がないのは不安に思う」といったコメントが寄せられた。
一方、「どちらとも言えない」と答えた人からは「出社するかどうかを自身で選択できる企業は志望度が上がる」「出社日や出社頻度が決まっている企業よりも、自身で適した働き方を選べる企業のほうが魅力に感じる」といった声があった。
調査はインターネットで、20代の社会人570人を対象に実施した。調査期間は2月21日〜3月7日。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.