直近1年間に行ったことがある百貨店 2位「大丸」、1位は?:地域によって違い
百貨店の売り上げは減少傾向という報道をよく耳にするが、消費者はどの百貨店に足を運んでいるのだろうか。全国の男女に聞いた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
百貨店の売り上げは減少傾向という報道をよく耳にするが、消費者はどの百貨店に足を運んでいるのだろうか。全国の男女に、直近1年間に行ったことがある百貨店を聞いたところ「高島屋」(22.1%)と答えた人が最も多いことが、マイボイスコム(東京都千代田区)の調査で分かった。
次いで「大丸」(15.0%)、「三越」(13.4%)、「伊勢丹」(11.5%)、「阪急百貨店」(9.1%)、「そごう」(8.5%)、「西武」(7.5%)と続いた。「直近1年間に行ったことはない」は31.9%。
東北、中国、九州在住の人は「その他」と答えた割合が高く、選択肢以外(11社)の百貨店利用がうかがえた。北海道は「大丸」、関東、中部は「高島屋」、近畿は「阪急百貨店」と答えた人が最も多かった。
百貨店を利用するときによく行く売り場やフロア、場所を尋ねたところ「スイーツ・デザート、お菓子類」(51.9%)がトップ。次いで「総菜・お弁当、パン・ベーカリー」(47.2%)、「生鮮食品・加工食品、飲料・酒類」(42.9%)と続いた。
百貨店利用時にすること、楽しみにしていることを尋ねたところ、「プレゼントを買うときに行く。行けば何かしらいいものが見つかると思うので」(男性31歳)、「特別な物を購入するときに利用先として最初に浮かぶ。店員さんの話を聞いたり、目の前でラッピングをしてもらえる嬉しさがある」(女性33歳)といったコメントがあった。
インターネットを使った調査で、全国の男女9705人が回答した。調査期間は3月1〜5日。
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