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ローソンのユニフォーム、デザインはどう変化した? 初代から現在までを振り返る:狙いを探る(1/2 ページ)
お店でよく見るユニフォームはどういった狙いでデザインされているのか。ローソンの事例を紹介する。
普段目にするお店のユニフォームは、どういった狙いでデザインされているのだろうか。今回は、大手コンビニチェーン「ローソン」の事例を取り上げる。
日本でローソンが開業したのは1975年6月で、1号店は「桜塚店」(大阪府豊中市)だ。
初代から現在(6代目)に至るまで、ユニフォームはいずれも青が基調になっている。これはローソンの「青地に白のミルク缶マーク」と関係がある。同社の名前とロゴマークは、米国オハイオ州で牛乳販売店を営んでいたJ.J.ローソン氏に由来する。
日本でローソンがオープンした当初は、青いベストのようなものを着用していた。また、デリカテッセンコーナーを併設していたため、衛生面の理由から紙キャップを着用していた。
79年、店舗刷新に合わせて2代目ユニフォームを新たにデザインした。さわやかなブルーで、ロゴマークが散りばめられているのが大きな特徴だ。
91年、「マチのほっとステーション」というコーポレートスローガンの発表に合わせて、3代目のユニフォームが登場。現在まで続く青い縦じまが印象的だ。
4代目が登場するのは2003年だ。ユニフォームを管理するためにICチップが採用された。
09年には5代目が登場。「元気」をコンセプトに、幅の異なるストライプを組み合わせたデザインとなっている。
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