理想の朝食メニュー 3位「作るのに時間がかからない」、2位「後片付けが楽」、1位は?:3000人に調査
アヲハタは20〜60代の男女3000人を対象に、「朝食」に関する調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
アヲハタは20〜60代の男女3000人を対象に、「朝食」に関する調査を実施した。朝食に求める理想的なメニューを聞いたところ、「栄養バランスが良い」(92.3%)が最多となった。以下「後片付けが楽」(91.7%)、「作るのに時間がかからない」(90.6%)と、手間に関わるものが高い結果に。
その他「お腹の調子を整える」(89.3%)、「野菜・フルーツなどの繊維質のものをとる」(87.1%)など、腸内環境を整えるメニューを求める声も聞かれた。
朝食で悩んでいることは?
朝食で悩んでいること1位は「栄養バランスまで考えられない」(53.0%)、2位は「野菜・フルーツなどの繊維質のものをとれない」(47.7%)、3位は「後片付けが面倒」(43.0%)だった。栄養面と準備・後片付けの手間に悩む人が多いことが分かった。
朝の習慣で大変・負担だと思っているは?
朝は時間がないと感じるか聞いたところ、子どもがいる家庭では、いない家庭と比べ「あてはまる」と「どちらかというとあてはまる」が合計11.7ポイントも高くなった。
朝の習慣としてやっていることのうち、大変・負担だと思っていることについても、子どものいる家庭ではいない家庭と比較し、「朝食の準備」「後片付け」の項目が高くなった。
同社は、「朝食は、健康への意識の高まりから食べなくてはいけない食事として感じる一方、時間がないこともあり、栄養バランスまで考えられないといった理想と現実とのギャップが大きくなってきている」とコメントした。
今回の調査は1月20〜23日、インターネットで実施した。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.