ニュース
スプライト、5年ぶりリニューアル カフェインゼロのリフレッシュ飲料として訴求:デザインも一新
日本コカ・コーラは4月24日、リニューアルした炭酸飲料「スプライト」を発売した。Z世代、20〜34歳の男女をターゲットに、仕事や勉強の合間のリフレッシュのための飲用を見込む。
日本コカ・コーラは4月24日、5年ぶりにリニューアルした炭酸飲料「スプライト」を発売した。新パッケージを採用した他、甘さのバランスを調整。Z世代、20〜34歳の男女をターゲットに、仕事や勉強の合間のリフレッシュのための飲用を見込む。
スプライトは、1971年に発売した同社のロングセラーブランドだ。今回のリニューアルでは、レモン&ライムフレーバーのスッキリとした味わいはそのままに、甘さのバランスを調整。カフェインゼロでありながら、よりキレのある後味に仕上げた。
また、パッケージの配色をグリーンに統一するとともに、シンプルなグラフィックデザインに一新。定番の350ミリリットルや1.5リットル以外にも、700ミリリットルや北海道エリア限定の500ミリリットル缶など全6サイズを用意した。
全国清涼飲料連合会が発表した「清涼飲料水統計2022」によると、清涼飲料水の一人当たりの年間消費量(2021年)は176.8リットルで、3年ぶりに増加に転じた。同年に発売された新商品数は1231品で、そのうち炭酸飲料は238品と最多を占めた(その他飲料を除く)。競争が激しい炭酸飲料市場において、ロングセラー商品のリニューアルにより新たな需要の取り込みを図る。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.