パソナが「屋外型リゾートレストラン」オープン 社員が移り住む「淡路島」で:約30店舗が集結
パソナグループは4月29日に、全国のさまざまなジャンルの専門店が集結した屋外型リゾートレストランをオープンする。どんな施設なのかというと……。
パソナグループは4月29日に、全国のさまざまなジャンルの専門店が集結した屋外型リゾートレストランをオープンすると発表した。店名は「AWAJI CHEF'S GARDEN(淡路シェフガーデン)by PASONA」で、場所は淡路島西海岸沿い。同社は淡路島の自然と食を提供する場を提供し、活性化を目指す。
同施設は、コロナ禍の影響で営業を縮小した飲食店の支援を目的に、22年11月まで淡路島東海岸で運営していた屋外型レストランの後継施設である。当時使用していた専用コンテナ店舗を移設し、「日本の夕陽百選」に選ばれた播磨灘を一望する海沿いに構えた。
新たに多彩なジャンルの人気専門店が集結
新たに姫路の名店「えきそば」や淡路和牛の「ステーキ重」など、全国から人気専門店が集結し、淡路島の生産者から仕入れた食材を使った料理を提供する。第1期は4月29日から16店舗がオープンし、第2期は23年夏に11店舗を開設する。
淡路島の自然環境を守る取り組みとして、一部店舗で提供するお皿やコップにサトウキビの搾りカスなどを原材料としたバガス容器を使用する。使用後は自社農園の堆肥として活用し、地域の資源循環につなげる。パソナグループは本施設を通して、淡路島の自然と食を国内外に発信し、淡路島の更なる活性化を目指すという。
パソナグループは、2008年の独立就農を目指すチャレンジファームを皮切りに、兵庫県淡路島で独自の地域活性事業に取り組んでいる。主な本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移し、24年5月末までに役員や社員ら約1200人が段階的に移り住む計画だ。
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