学情は、20代の社会人570人を対象に働き方や住む場所に関する調査を実施した。転職活動において「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がるかを聞いたところ、7割以上が「志望度が高くなる」と回答した。
回答者からは「通勤時間がない分、時間を効率的に使えると思う」「リモートワークも経験し、自分にはリモートワークがあっていると思った」「住む場所の選択肢が増えるのはうれしい」「転勤の心配がないのでライフイベントの計画も立てやすい」といった声が寄せられた。
一方で「志望度は上がるものの、フルリモートで人間関係を築くことができるか不安」「フルリモート可でも、オフィスがあり必要に応じて出社できる企業に魅力を感じる。オフィスがなく全く出社の機会がない企業に転職するのは不安がある」「居住地によって給与や手当が変わらないのであれば魅力的な制度だと思う」といった声も上がっている。
「出社の機会がある」企業の志望度は?
では、「出社の機会がある」企業の志望度はどうだろう。尋ねたところ、46.1%が「志望度が上がる」と回答した。「直接コミュニケーションを図る機会も必要だと思う」といった声が多く聞かれた。
「どちらとも言えない」と回答した人からは、「出社するかどうかを自身で選択できる企業は志望度が上がる」「出社日や出社頻度が決まっている企業よりも、業務の内容によって適した働き方を選べる企業のほうが魅力に感じる」などの声が寄せられた。
住む場所と働き方の希望は?
住む場所と働き方の希望を聞いたところ、「都市部に住み、出社とテレワークを組み合わせて仕事をしたい」(32.8%)が最多となった。
住む場所の希望をまとめてみると、60.8%が「都市部に住みたい」と回答。「都市部のほうが求人も多く、経験できる仕事や習得できるスキルも充実していると思う」「都市部は家賃や生活費が高くなるものの、経験できることや出会える人など、それ以上の魅力があると思う」といった声が寄せられた。
調査は20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者を対象に、インターネットで実施した。調査期間は2月21日〜3月7日。
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