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「デジタルツールが効率化につながっていない」が約6割 なぜ?
ソフトウェアサービスを手掛けるWalkMe(東京都港区)は日経BPコンサルティングと共同で、「企業内でのデジタルツールの利用状況に関する調査」を実施した。
ソフトウェアサービスを手掛けるWalkMe(東京都港区)は日経BPコンサルティングと共同で、「企業内でのデジタルツールの利用状況に関する調査」を実施した。デジタルツールやシステムを導入・利用する目的を尋ねたところ、90.0%が「業務の効率化」と回答。社員2000人以上の企業では、「社員エクスペリエンスの向上・優秀な人材の確保」の割合が高くなった。
導入・利用目的では「業務の効率化」が最多となった一方、約60%が生産性向上につながっていないと回答した。2020年調査時は48.4%で、2年間で約12ポイント増加している。
デジタルツールの習熟度に不安がある?
デジタルツールの習熟度について、31.7%が不安があると回答した。また、デジタルツールの使い方がわからない場合、3人に1人が1カ月に1回以上、10人に1人が1週間に1回以上、「使用を断念してしまう」「入力がいい加減になる」 ことが分かった。
デジタルツールを使用する際の不満点
デジタルツールを使用する際の不満点を尋ねると、「マニュアルが大量にあり使いこなせない、マニュアルが分かりにくいため解決効率が悪い」(49.6%)が最多だった。そこで、今後開始してほしいサポートを聞いたところ、「入力間違いを起こさせないツールの利用」(55.4%)、「操作に迷わせないツールの利用」(54.2%)が上位を占めた。
調査は22年10月3〜16日、インターネットで実施した。調査対象者は勤務先が「従業員500人以上」かつ、地位・役職が「契約社員」「その他」以外の419人。
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