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「ジェンダーレス水着」はなぜ誕生した? 背景にスクール水着の進化、男子が隠していた悩み:一般販売も開始(1/4 ページ)
男女のデザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」が話題になった。背景にはスクール水着の進化があるという。開発に踏み切った経緯とは?
水泳用品などを手掛けるフットマーク(東京都墨田区)は、2022年6月に男女のデザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」の概要を発表し、23年4月から本格販売を開始した。
新型水着は上下が分かれたセパレーツ型で、長袖の上着は肌の露出が少なくなっている。ボトムスはハーフパンツを採用しており、ラインが目立ちにくいのが特徴だ。胸の部分が目立たないようにパッドを入れるポケットや、水中で水着が膨らまないようにするための抜け穴も付いている。はっ水加工を施すなど、さまざまな機能性も充実させた。
誕生のきっかけは「性の悩みを抱えている生徒向けの水着はないか?」という問い合わせが増えてきたことだ。しかし、本格的な開発に踏み切った背景には、スクール水着を巡る環境の変化もあるという。
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