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新卒採用でも強まる”ジョブ型雇用” 配属先はいつ決まる?:361社に調査
人材サービス事業を展開するヒューマネージ(東京都千代田区)は、新卒採用における職種別採用に関する調査を実施した。新卒採用で職種別採用を実施する企業は60.6%だった。
人材サービス事業を展開するヒューマネージ(東京都千代田区)は、新卒採用における職種別採用に関する調査を実施した。新卒採用で職種別採用を実施する企業は60.6%で、そのうち、39.3%が「全て職種別採用で採用する」と回答した。
職種別採用の実施度合いを企業群別に見ると、大手・人気企業群は、「全て職種別採用」(44.2%)が最も多かった。一方、中小・成長企業群では、総合職採用(45.1%)が最多となった。
職種別採用ではない対象者の配属職種をいつ決定するか聞いてみると、「選考中から内々定時」(文系職種:35.9%、理系職種:37.2%)が最多となった。「内々定後から内定式の間」「内定式後から入社まで」を加えると、半数以上の企業が文系職種・理系職種を問わず、入社前に配属職種を決定することが見てとれる。
同社は、「人手不足感を背景に売り手市場は続く見込みだ。就活生へのアピールや、内定辞退を避ける施策としても職種別採用はさらに広がるのでは」と指摘する。
調査は2月、採用管理システム「i-web」を利用する企業361社を対象に実施した。
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