「繊細さん」が向いている仕事 3位「データ入力」、2位「製造業」、1位は?
ビジネス系のメディアを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、自身が繊細な性格である(=HSP)という自覚のある500人を対象に、「繊細な人に向いている仕事」について調査を実施した。
ビジネス系のメディアを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、自身が繊細な性格である(=HSP)という自覚のある500人を対象に、「繊細な人に向いている仕事」について調査を実施した。繊細な人に向いている仕事1位は「事務職」(105人)で、2位「製造業」(75人)、3位「データ入力」(58人)と続いた。
事務職と答えた人からは、「ルーティン作業が多い一般事務職。イレギュラーなことが起こらずパニックになりにくい」(23歳女性)、「経理事務。毎月決まったルーティーンをこなせば、ある程度自分のペースで仕事ができる」(39歳女性)、「書類のチェック作業など。ミスがないよう、くまなくチェックできるから」(55歳男性)などの意見が聞かれた。
製造業と答えた人からは、「一人で黙々と行う工場作業。人の目を気にせず仕事ができるから」(25歳男性)、「化粧品メーカーのライン作業。アイメイクブラシなど細かい化粧品小物を製造するには繊細さや手先の器用さが求められるから」(36歳女性)などのコメントが寄せられた。
データ入力と答えた人からは、「落ち着いて入力できる環境だったので向いている」(28歳女性)、「人に惑わされず黙々と作業でき、繊細さが生かせる仕事だから」(34歳男性)などの声が多かった。
性格が原因で、職場で支障が出たことは?
繊細な性格が原因で、職場で支障が出たことがある人は77.2%だった。具体的な支障として、「周りを気にしすぎて仕事がうまく進められない」「質問したら迷惑かもと考えすぎて進まない」「質問にエネルギーを使いすぎて疲れてしまう」などの声が聞かれた。
繊細な人が職場でつらいと思うのはいつ?
職場でつらいのはどんなときか尋ねたところ、最も多かったのは「職場の雰囲気が悪いとき」(30.0%)だった。上司・同僚との関わりによってつらさを感じているという声が多く聞かれた。
調査は3月12〜23日、インターネットで実施した。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.