仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
人付き合いの起点となる一方、依存症なども懸念されるお酒。20代の「日常的にお酒を飲みたい」という割合を見ると、20〜24歳は17.6%、25〜29歳は26.0%、30〜60代の36.8%を大きく下回っていることが、ビッグローブ(東京都品川区)の調査で分かった。
一方、「特別なときのみお酒を飲みたい」と答えたのは、20〜24歳では34.8%と、25〜29歳の21.2%や30〜60代の22.0%を上回っていた。
「飲酒へのイメージ」を尋ねたところ、各年代ともに「盛り上がる」(20〜24歳32.4%、25〜29歳32.4%、30〜60代25.5%)や「雰囲気が出る」(19.2%、20.4%、18.3%)が上位に入ったものの、「必要ない」(27.6%、33.2%、28.5%)という声も多かった。
「上司との飲み会はできるだけ行きたいか」と聞くと、すべての年代で「あてはまらない(あまりあてはまらない含む)」の割合が「あてはまる(ややあてはまる含む)」を上回っていた。
ただ、「あてはまる(ややあてはまる含む)」の割合を見ると、20〜24歳は40.8%、25〜29歳は32.0%、30〜60代は23.1%と、若い世代ほど高い結果となった。
インターネットによる調査で、対象は20〜29歳の男女500人と30〜69歳の男女400人。調査期間は3月24〜28日。
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