調査リポート
「内定はあるが、就活を続ける」 就活生の割合は?:24年卒に聞いた
リクルート(東京都千代田区)は、同社の研究機関「就職みらい研究所」で大学生・大学院生を対象に就職プロセス調査を実施した。その結果、内定取得者の7割以上が6月も就職活動を継続すると分かった。
リクルート(東京都千代田区)は、同社の研究機関「就職みらい研究所」で大学生・大学院生を対象に就職プロセス調査を実施した。その結果、内定取得者の7割以上が6月も就職活動を継続すると分かった。
5月15日時点で、大学生(大学院生除く)の就職内定率は72.1%(前年同月差:+6.7ポイント)だった。内定率を地域別で見ると、「関東」「中部」「近畿」は7割を超えている一方で、「その他地域」は61.7%と差が見られた。
就活の実施率は58.0%(同:−1.7ポイント)で、そのうち内定取得者の就活実施率は43.6%(同:+0.6ポイント)と前年同水準となった。就職内定率は前年より高い数値であるものの、前年と同程度の学生が就活を継続している様子がうかがえた。
就活を継続している学生の、終了もしくは継続に関する意向を見ると、全体では「来月中に就活を終了しようと思う」(34.4%)が最も多く、僅差で「来月以降も就活を継続しようと思う」(32.6%)と続いた。内定取得者については、「今月中に就活を終了しようと思う」(23.4%)とした人は2割ほどにとどまり、7割以上が6月も就活を継続する予定と分かった。
調査は5月15〜18日にインターネットで実施。同社が提供する『リクナビ2024』にて、モニターに登録した学生4567人(内訳:大学生3574人/大学院生993人)を対象とした。
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