若手の2人に1人は「3年後、この職場にいない」──辞めたい理由1位は?:新卒1〜3年目に調査(1/3 ページ)
法人会員向けASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)は、第6回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査結果を発表した。
クラウドサービス事業を手掛けるリスクモンスター(東京都中央区)は、第6回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査結果を発表した。若手社員の2人に1人が3年以内に退職する意向であることが分かった。理由の1位は「給料が低い」だった。
新卒入社1〜3年目の男女600人に尋ねたところ、半数近くが「3年後は勤務し続けていないと思う」(同47.5%、以下「3年以内に退職」)と回答した。また、「3年後も勤務し続けていると思う」(回答率52.5%、以下「3年後も勤続」)とした人は前回調査(同55.5%)から、3.0ポイント減少する結果となった。
男女別では、「3年後も勤続」とした人は、男性(同57.7%)の方が女性(同47.3%)よりも高く、勤続意欲が高い結果に。一方で、いずれも前回(男性59.7%、女性51.3%)から2.0ポイント以上減少し、特に女性においては、前回から4.0ポイント減少し勤続意欲の低下が目立つ結果となった。
入社年次別では、新卒入社1年目で「3年後も勤続」(同61.5%)とした人は、前回(同58.5%)から3.0ポイント増加し、入社1年目が最も勤続意欲の高い状態である傾向に変化は見られなかった。一方で、新卒入社2年目については「3年後も勤続」(同45.0%)が前回(同57.0%)から12ポイント減少し、半数を割り込む結果に。新卒入社1年目との勤続意欲のギャップが見られた。
勤務先の売上高規模別で見ると、「3年後も勤続」とした人は「10億円以上100億円未満」(同52.9%)、「100億円以上」(同57.3%)において過半数となり、売上規模が大きい企業ほど勤続意欲が高い。
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