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スシロー、価格を固定しない「白皿」初導入 黄皿の種類増 “皿改革”で集客なるか:商品設計の幅広げる(2/2 ページ)
スシローが価格を固定しない白皿を新たに提供する。価格に縛られずに、商品設計の幅を広げるのが狙い。最も安い黄皿の種類も増やし、全体的に低価格の商品が増える。
新価格帯の黒皿
260円という新しい価格帯の「黒皿」も導入する。厳選したネタや、店内調理を施した商品など、こだわりのあるものをより求めやすい価格で提供する。「匠の海鮮巻き重ね」「蒸ほたていくら軍艦」などを投入する。これまで360円だった黒皿の商品は、一部白皿に移行するという。
スシローの皿は黄、赤、黒、白の4種類となる。今回の“皿改革”を通して、低価格帯の黄や赤の構成比が増える。同社の広報担当者は「選べる楽しさを提供する」「求めやすい価格になる」と強調する。
安価な商品が増えるので、改革をきっかけに客数増につながる可能性がある。値上げや迷惑動画の影響で、スシローの既存店客数は前年割れの状態が続いている。今回の改革を集客につなげられるか。
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